こんにちは!BUZZCASTの渡邊です。
皆さんは、YouTubeなどで、「もしもこうなったら?」「○○5選」などのテーマの、マンガ形式でストーリーが展開される動画を目にしたことはありますでしょうか?
最近このようなマンガ動画チャンネル(弊社ではマンガアニメチャンネルと呼んています)がYouTube急上昇に載っていることも多く、かなり伸びているカテゴリだなという実感があったので、調査してみました。
■マンガアニメチャンネルとは?
最近増えているマンガアニメとは、テキストが流れてくる動画や、いくつかの静止画にナレーションが入っている動画(以下静止画ナレーション動画)のマンガ版のようなもので、マンガ形式のイラストにナレーターが声を当て、アニメ風にした動画のことです。
つまり、アニメとマンガの中間のようなイメージです。
テキストだけ流れる動画のように文字を読まなくてもいいし、静止画ナレーション動画よりも画面をみて楽しめる…というどちらの点から見ても、マンガアニメが人気で数が増えているのが分かるような気がします。
▼フェルミ研究所
■マンガアニメの主要チャンネル紹介
現在人気のチャンネル「フェルミ研究所」「アシタノワダイ」の2つのチャンネルを紹介していこうと思います。
なんと、どちらのチャンネルも静止画ナレーション動画からマンガアニメに路線を変更したチャンネルなんです!
それでは、動画のスタイルを変えた前後で、チャンネル登録者数や再生数はどのように変化していったか見ていきましょう!
▼フェルミ研究所
2017年9月19日に活動開始。現在チャンネル録者数1,345,670人。
電撃ランキングの姉妹チャンネルであり、
どうなるのか?を追及する自由研究チャンネル。
フェルミ研究所は、マンガアニメチャンネルで現在一番人気のチャンネルなのではないでしょうか?
最近投稿した動画はすべて100万再生以上!なかなかできることではないですよね。本当にすごい!
2018年9月18日から漫画動画の投稿を少しずつ開始し、11月からは完全に漫画動画のみの雑学紹介チャンネルに変更しました。
その前後のチャンネル登録者数、1動画あたり平均再生数はどのように変化しているでしょうか。
※2019年6月11日現在、BUZZCAST調べ
9月まで1動画当たり平均再生数は減る一方でしたが、漫画動画を投稿開始した9月後の10月11月と1動画あたり平均再生数、チャンネル登録者数共に倍近くになっています。
そして、完全移行した11月~5月は尋常ではないペースでチャンネル登録者数を伸ばし、4月にはチャンネル登録者数100万人を突破しました。
紹介している雑学が面白い、興味を惹かれるという点が人気の理由でもあり、絵師さんの絵柄、ナレーション(電ラン子)の声が好きだとも好評で、一度見るとつい癖になってしまいます。
皆さんもフェルミ研究所の動画を1本みたら、次の候補動画に出てくるものも気になってつい見てしまうのでは…?
私もそのパターンで今ではフェルミの虜です…(笑)
▼アシタノワダイ
2015年9月28日に活動開始。チャンネル登録者数不明。
アシタノワダイを提供するチャンネル。
アシタノワダイは、チャンネル登録者数が不明と謎多きチャンネルですが、動画の冒頭に出てくる女性たちが印象的ですよね!
女性が出てくる動画は必ず伸びている印象があります…!
フェルミ研究所に引き続き、2018年12月9日からマンガアニメの投稿を開始し始めました。
その前後の1動画当たり平均再生数はどのように変化しているでしょうか。
※2019年6月11日、BUZZCAST調べ
マンガアニメの投稿を始めた12月から、1動画当たり平均再生数が100万回近くと上昇しており、勢いを取り戻しました。
直近はまた再生数が落ちてきているようですが、今後どのような展開をしていくのか、楽しみなチャンネルです。
■その他注目チャンネル
マンガアニメではないですが、近しいジャンルとして「テイコウペンギン」を紹介します。
テイコウペンギンは、今まで紹介したチャンネルとは異なり、アニメで雑学やもしもこうだったら?などを紹介しているチャンネルです。
ただ、アニメと言ってもキャラクターの動きは限定的で、マンガのカット割りのようなテンポでストーリーが展開されるので、見ている感覚としては非常にマンガアニメに近いなと感じています。
登場キャラが女性でも男性でもなく、ペンギンとパンダの動物という点でも新しく、見た目が可愛らしいこともあり親しみやすいし癒されますね!
▼テイコウペンギン
2019年1月6日に活動開始。チャンネル登録者数173,928人。
ブラック企業で働くペンギンと同僚のパンダ、モニターの上司でYouTuberをやっているチャンネル。
そんなテイコウペンギンの投稿開始から現在までのチャンネル登録者数、1動画あたり平均再生数を見ていきましょう!
※2019年6月11日現在、BUZZCAST調べ
たった5か月でチャンネル登録者数17万人越え、1動画当たり平均再生数30万回とこれからもっと伸びていく予感がします…!
今後に注目したいですね!!
ちなみにテイコウペンギンは、すでにタイアップ案件も受けだしています。
▼オセロニア×テイコウペンギン(ぼんちゃんコラボ)
テイコウペンギンとぼんちゃんのコラボ動画となっており、24万回以上再生されていて、提供案件とは思えないほど面白い、クオリティの高い動画です!
マンガアニメチャンネルが、提供案件をすることは新し試みで、今後これを機に増えていくのではないかと考えられます。
最後に、これからが期待のマンガアニメチャンネルについて触れていこうと思います!
■期待のマンガアニメチャンネル
これから伸びそうなマンガアニメ動画スタイルのチャンネルを2つ紹介していきます!
▼ヒューマンバグ大学
2019年3月25日活動開始。チャンネル登録者数186,320人。
人間は追い詰められると…バグると…どうなるのか?を表現するYouTube漫画チャンネル。
ヒューマンバグ大学は、今年2019年に活動を開始しているのにも関わらず、登録者数18万人越えと勢いのあるチャンネルです。
ナレーションが男性の方で、渋い声で演技がうまい、作りこまれたストーリーが面白いと好評なんです!
▼マニマニピーポー
2019年3月16日活動開始。チャンネル登録者数27,794人。
世の中の面白いことを漫画にしているチャンネル。
マニマニピーポーも、今年2019年に活動を開始しており、「天才がいじめにあったらどうするのか?」などの他の雑学漫画チャンネルではやっていないようなことを動画にしていて、とても興味惹かれるチャンネルです!
この2つのチャンネルは今後もっと伸びていくと思うので、要チェックです!!
■まとめ
本日のまとめです。
①マンガアニメというジャンルはかなり伸びてきていて、注目のジャンルである
②そこから派生した、「テイコウペンギン」などよりアニメに近づいたチャンネルも生まれている
③すでにタイアップの事例も出てきていて、今後はタイアップ先としても期待できる
今後もマンガアニメチャンネルに注目ですね!!