こんにちは!BUZZCASTの池田です。
みなさん、最近YouTube上でどのような動画をみていますか?
釣り動画やドッキリ動画など、いろいろな動画がありますが、最近はヒカキンさんがアニメ動画をあげたことが話題ですね。
▼【ヒカキンアニメ】第1話 誕生!どろぼうヒカキン
「まさか、HIKAKINTVでオリジナルアニメを公開するなんて!」と思った人は多くいると思いのではないでしょうか。
私もその一人です。
では、何故ヒカキンさんはアニメ動画をあげ始めたのでしょうか。
真意はヒカキンさんにしかわからないと思うのですが、アニメというコンテンツは若年層から人気があり、HIKAKINさんの視聴者層と相性が良いという理由は勿論あると思います。
ただそれだけではなく、YouTubeのトレンドとしてアニメのカテゴリが伸びてきているという理由も大きいのでは、と私は思いました。
というのも、ヒカキンさんは、昔からYouTube上で流行るカテゴリに参入するのが非常に早いからです。
例として、「HikakinGames」があります。
「HikakinGames」はYouTube上でゲーム実況が認知され始めた頃にチャンネルを開設し、ゲーム実況がYouTube上に定着する頃には、大物ゲーム実況者としても名を馳せていました。
今回も「アニメ」というカテゴリが今後YouTube上で流行るという想定のもと、アニメ動画をあげ始めたのではないかと私は考えています。
では、実際にYouTube上でアニメというカテゴリの動画はどれくらい伸びてきているのでしょうか。
このことを調べるべく、チャンネル登録者数50万人以上のチャンネルを対象とし、成長率ランキングを算出して見ました。
■チャンネル登録者数50万人以上のチャンネル成長ランキング
※登録者数をベースに過去30日間での登録者数成長ランキングを算出
※黄色枠はアニメチャンネル
※BUZZCAST調べ
ランキングを算出してみると、成長率TOP10のチャンネルの内5つもがアニメチャンネルでした。
このことからも、アニメというカテゴリは、今最もYouTube上で勢いがあるカテゴリということが言えると思います。
ただ一方で、現状アニメというカテゴリにおいても、ランキングに入っているチャンネルの傾向から分かる通り、「キッズ」向けのコンテンツが多い印象です。
今後アニメというカテゴリが伸びるという前提で考えると、キッズ向けのアニメチャンネルが増えることは勿論ですが、年齢層が高い視聴者向けのアニメチャンネルが現れてくる、という可能性もありそうです。(アニメ×「料理」、アニメ×「雑学」等)
例として、先日弊社でもインタビューさせて頂いた「テイコウペンギン」というアニメチャンネルは、アニメ×「雑学&あるある」の動画を投稿し、大きく成長しています。
▼テイコウペンギンさん登録者数成長グラフ(過去90日)
また、動画再生数が100万再生数を超えることもあり、現在注目のチャンネルとなっております。
・【アニメ】5億年ボタンを押すとどうなるのか?
テイコウペンギンさんは、ご自身のチャンネルでも発信されている通り、バーチャル×YouTubeならぬ、「キャラクター×YouTube」ということで、CTuber(キャラクターチューバー)という地位を確立しております。
今後、アニメチャンネルが増えるということと同時に、それぞれのチャンネルにキャラクターが出てくるということを考えると、CTuberという名前は浸透し、増えてくるかもしれません。
これからどんな新しいCTuberが生まれるのか、非常に楽しみです!